2008年03月20日 06時00分
アンジェラ・アキ、合唱コンクールの課題曲を書き下ろし
歌手のアンジェラ・アキが『NHK全国学校音楽コンクール』の中学の部の課題曲を書き下ろしたことがわかった。タイトルは「手紙」で、アンジェラ自身が15歳のときに書いた“ミライの自分にあてた手紙”がもとになっている。同コンクールは、国内の歴史ある合唱コンクールのひとつで、小・中・高等学校の3部門あわせて2350校以上、およそ8万人の子供が参加する。
アンジェラはその“自分にあてた手紙”を読み返すうちに、中学時代の気持ちが音楽になって溢れ出して、あっという間に曲が出来上がったという。また同コンクールに近年は、DREAMS COME TRUEの吉田美和や、森山直太朗、ゴスペラーズなどのアーティストも課題曲を書き下ろしている。
「この曲のテーマは、Keep on believing。自分の気持ちに素直に生きていけば、道は見えてくるもの。(中略)いまの中学生たちにも自分の力を信じてもらいたいと思っています」とコメントを発表したアンジェラ。彼女が合唱部の中学生たちと実際に出会い、手紙を通して彼らの本当の気持ちを探るドキュメント番組も5月にNHKで放映される予定。