2008年03月12日 10時00分

「勉強しない子に勉強をさせる工夫」ランキング

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 卒業シーズンが過ぎると、新学期も直前。小学生の子供を持つ親だったら「新学期からはもう少し勉強にも力を入れて欲しい」と願うこともあるのでは? ウェブクルー社が運営する生活情報サイトの『となりの芝生』が子供を持つ30〜45歳の母親を対象にリサーチした「勉強しない子にさせる工夫」では、「テストでいい成績を取った時に、ほめている」が42.2%(複数回答可)とほぼ半数を占めるなど、ほめて勉強へのやる気を引き出す方法を取る母親が多いことがわかった。

 『となりの芝生』によると、「ほめられると、その勉強が得意になったような錯覚を起こすそうです。得意と思うことは楽しいことにつながり、やる気が出てきます。このようにして「親がほめる」イコール「子どものやる気が出る」という図式ができあがっていくのでしょう」と分析。

 これは3位の「わかりやすい教材を探す」(26.8%)にもあてはまり、「わかる」からほめられ、またやる気が出る、という循環がここでも生まれるだろう。

 また、2位に「親が自ら勉強を教える」(38.4%)がランクインするなど、ほめるだけ、つまり口だけではなく、親自ら率先して勉強を教えるというのも大事だと考える母親も多い。

 「普段は親が子どもにあれこれ聞き出す形になってしまいがちな会話も、一方通行ではなくなります。また、勉強を「やらされている」感覚が和らぎ、自分を愛しているから勉強に付き合ってくれるのだという感覚が育まれることでしょう」(『同上』)。

 また、10位に9.2%と少数ながら「テストでいい成績を取った時に、ごほうびを与えている」がランクイン。「勉強が「モノ」と「その代償」という寒々しい取引になってしまわないように気をつけたいものです」(『同上』)と注意を促している。

■調査概要
【調査方法】インターネット調査(『となりの芝生』編集部調べ)
【調査対象者】子供を持つ30〜45歳の母親、計500人




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