2012年02月07日 11時39分
立命館大学、災害時情報配信エリアワンセグの実証イベント開催
立命館大学、京都市、ソフトバンクテレコムらは12日(日)、大学内のワンセグ放送実験施設「R-one.TV」にて災害時情報配信実験の公開イベントを開催する。イベントでは災害時を想定し映像やテキスト、データ放送などの緊急配信などを実施。災害時における情報配信の有効性の検証を行う。
大学キャンパスは多くの人が集うほか災害時は周辺住民の緊急避難場所となっていることから、周辺エリアに防災・緊急情報を配信するメディアとしての役割も期待されている。同大学は2010年に総務省ホワイトスペース推進会議からホワイトスペース特区の選定を受け、大学キャンパスと周辺住宅地域をカバーする実験試験局免許を取得している。
このようなエリアワンセグは総務省主導で、来年度から新制度として導入される予定となっており、現在すでに全国複数のホワイトスペース特区でサービス検証が実証されており、同大学は今後、他特区との連携も深め、「学内配信コンテンツと提供サービスを中心にした情報交換を行っていく予定」としている。